先日リリースされたP3Dv5が早くもバージョンアップしたので更新。そしてこの更新を機会に今までscenery.cfgで管理
してたアドオンの大半をadd-on.xml管理へと変更しました。
add-on.xmlで最初から管理されてる市販アドオンの構造を参考にしてP3Dの各フォルダに入れてたシーナリーデータ
をすべてドキュメントフォルダ内のPrepar3D v5 Add-onsフォルダへ移動。
FSXや前バージョンのP3Dを手動でインストールする時にP3D直下のTextureフォルダやEffectsフォルダへ入れてた
ファイルも全部Prepar3D v5 Add-onsフォルダにまとめてadd-on.xmlで外からコントロール。





P3D変換後の「みん空」アドオンもv5からすべてadd-on.xmlで管理する事にしました。

サンフランシスコ沖合に浮かぶアルカトラズ島。かつて脱獄不可能と言われたアルカトラズ刑務所の跡地ですが
P3DデフォルトのCGが何かリアリティに欠ける…

そこでFS編集ソフト「SBuilderX」でデフォルトのアルカトラズ島を消します。



そのあとFSX退役で休眠状態になってたAerosoftの「USCitiesX-SanFrancisco」からアルカトラズ島CGオブジェクト
を「ModelConverterX」で抽出。P3Dv5仕様へ変換後、デフォルトのCGを消したサンフランシスコ湾へ新たに設置。


島がとてもリアルになりました。しかし…

島本体がリアルになると今度は周囲の海域、浅瀬が一切ない海との境目が気になる…

ということで今度はフォトシーナリー作成ソフト「Photo Scenery Maker」で島の周囲に手を入れ…

とりあえず満足できる状態に。とまあこんな事をアドオン追加の途中で繰り返してる為、再構築が延々と終わらないんですナ。

P3Dv5のサンフランシスコ、結局はファイル数が膨大なためUSCitiesX-SanFranciscoを丸々変換して入れました。

更に2013年のFSX時代に買ったあと同じく退役状態になってたベイブリッジのオブジェクトアドオンも復活させて合成。

トンネル出口等が凄くリアルでいつか復活させたいと考えてたアドオンの筆頭格でした。コロナ自粛を半ば口実にして引退後
休眠に入ったアドオンの蘇生も進めてます。

新型コロナウィルス絡みの案件が大事になってるので、しばらくはインドア生活中心になるのかなと考えながらP3Dいじり。
疫病の蔓延によって今回のような私用の外出がしづらい流れになっても全く苦痛は感じず、フライトシミュレーターのおかげ
で暇を持て余すことなく屋内でストレスフリーな日常を過ごす術を手に入れたんだなとつくづく実感…

という事で以前から実施したいと思いつつ先送りにしてた案件に着手。かつてFS2004時代に購入した空港アドオン、
オーバーランド社「みんなの空港」シリーズをP3Dv4で使えるよう変換しました。約15年前に発売されたアドオンですが
今も通用するクオリティのシリーズです。

FS2004を退役させる際にフォルダ単位で保存しておいたアドオンデータを今や万能なFS変換用ツールとなった
ModelConverterX(MCX)で一つ一つ検証しながら進めていきます。手始めにデフォルトの空港があまりに簡素ながら
P3D用アドオンが登場してない奄美空港から。

新たに自作した空港周辺のフォトデータと組み合わせます。またFS2004時代の地表テクスチャーをP3Dにそのまま
使うとチラつきが酷い状態になる為、こちらもMCXで細かく設定を変更。

そして同じくデフォルト空港が簡素過ぎで尚且つアドオンがまだ存在しない松本空港もP3D仕様に。奄美空港と同じく
自作した空港周辺のフォトデータを組み合わせ。

松本空港はターミナル内部も再現。JAS(日本エアシステム)の空港カウンターがアドオンのリリース時期を明確に表してます。
「室内へ入る窓越しの日差し」はFS2004時代に無かったもの。

最後に別フォルダで保存してた駐車場の車をそれぞれの空港に追加して完成。

「みん空」P3D化第2弾は佐賀空港から。FSX時代以前からずっとですけど主要空港以外のデフォルト飛行場は各地域
すべて滑走路と汎用ターミナル、各アンテナ等の航空施設があるくらいという本当に簡素な状態。

毎度の作業となった自作フォトデータとの組み合わせ。

そして沖縄の普天間飛行場。

こちらはP3D付属のAnnotatorでAutogenも追加。更に軍用AI機サイトのMAIWで公開されてるオスプレイとセットになった
普天間シーナリーの建物とも合成してあります。

東北からは青森空港をP3Dで使えるように変換。

P3Dデフォルトと馴染ませる為に青森空港の自作フォトは四季の変化を追加してあります。

最後に和歌山県から南紀白浜空港。

松本空港と同じくターミナル内部が再現されてます。

余談としてP3Dv4で初搭載された夜間照明をリアルにする3D効果、「Dynamic Lighting」を前回
変換した奄美、松本の両空港も含め追加しました。

「みん空」P3D化第3弾は徳島空港と熊本空港です。新規にP3Dv4対応版の各空港が登場するまではFS2004(FS9)退役と
一緒にモスボール保存となってた「みん空」の復活で楽しみます。
余談ですが新型コロナウィルスの影響で自分がよく出向く車関連のイベントも全て中止。不要不急の外出は極力避けてという
今回のような事態の中、屋内で楽しめる趣味を長らく持ち合わせてなかった自分はFSにハマってなければ一気に「やる事が
無い」状態へと突入してた事でしょう…

まずは徳島空港(徳島阿波おどり空港)。いつものようにP3Dデフォルト状態の写真から。

自作の簡易フォトシーナリーと組み合せる仕上げが定番に。

徳島空港は約10年前滑走路が500m延長、それと同時に旅客ターミナルが新しくなりました。こちらも
当時みん空用として公開された新ターミナルのシーナリーをMCXでP3D対応に変換。

徳島空港は軍民共用空港で海上自衛隊徳島航空基地と陸上自衛隊北徳島分屯地が併設されてます。
余談として空港全体を所有してるのは防衛省、運営の主軸は海上自衛隊です。

そして熊本空港。

こちらの空港も陸上自衛隊の高遊原分屯地が併設されてますが、管轄は国交省で民間空港が主軸。
因みに来月(2020年4月)から民営化の予定です。

高松空港のP3D変換が完了。

フォトシーナリーは定番フリーソフトの「Photo Scenery Maker」を使用してますが、TIFFファイルでフォト
範囲を決める際に空港周辺からどこまで覆うかを毎回悩みます…と書きましたが実際はかなりテキトー
に決めて設定してます。





松本空港と同じく、こちらもリリース時期の関係で空港カウンターはJAS。

余談ですが自分は1度だけ高松に行った事があります。35年前となる1985年でした。

高松市の中心部にある栗林公園です。画像は全部ビデオカメラで録った動画からのキャプチャー。

因みに読み方は「くりばやし」公園ではなく「りつりん」公園。

そして栗林公園出入口すぐ前にあった城を「高松城だと思い」ビデオに収めたら全く違ったという、後で知った衝撃の事実。
本物の高松城はここから離れた場所にあり天守閣は当時から現存してないと…

30年以上経った同じ場所をGoogleストリートビューで見ると…薄茶色のマンションは今も健在ですが右隣にあった城は無し。
という事で自分は今でもこの城が何だったのか解らないままです。

コロナ予防の隠遁生活で進む「みん空」P3D化第4弾です。

まずは北海道の稚内空港。

奥に見える島は利尻島です。

基本的に冬季が雪景色となる地域はフォトシーナリーに季節変化を追加するようになりました。

余談として軍用AI機サイトのMAIWから導入した航空自衛隊のフライトプランがUH-60Jヘリコプターを稚内空港
に降ろしてしまう為、AIFP3を使って根室の空自駐屯基地へ向かうように加工。
北海道のひぐま氏が制作された根室駐屯基地の建物オブジェクトに自作のフォトを追加。AIFP3で加工した
フライトプランに準拠するヘリポートをAEDで設定、UH-60Jが離発着出来るようにしてあります。

因みに根室駐屯基地はデフォルトP3Dに設定が無いのでアドオンを外すとこうなります。

そして兵庫県の但馬飛行場。

愛称はコウノトリ但馬空港、敷地内にYS-11他の旅客機が保存展示されてます。

またまた北海道から丘珠空港。

陸上自衛隊の丘珠駐屯地が併設されてます。因みに丘珠空港も以前紹介した徳島空港と同じく
空港全体は防衛省の所有です。
フォトシーナリーの季節変化。

コロナ予防の外出自粛、自宅待機の隠遁生活で進む「みん空」P3D化も第5弾となりました。

まずは久米島空港に着手…したんですけど、空港のP3D化以前にFSX~P3Dデフォルトの何ともならない離島の作り
に物足りなさが…

という事で島全体を丸ごとフォトシーナリー化。広域フォトシーナリーの制作が久々な上に離島を作るのは初だった為
(とにかく海面のアルファ切り抜きがいくらやっても終わらない)ちょい疲れました。

その後空港をP3D化。

そしてもう一つは山口宇部空港。

シャレにならないし、シャレにしてはいけないかもしれませんが…詳細に作られた誰もいない空港ターミナル内が
ウィルスに見舞われてる今の現実とオーバーラップしてしまいます。

みん空P3D化で「とかち帯広空港」が完成しました。みん空の空港で市販ソフト、フリーウェア共にP3D対応版が存在して
なかったのはこちらの空港がラスト。という事で変換はとりあえず一段落。

P3Dデフォルトの「とかち帯広空港」。全世界の空港を網羅するFSは主要大空港以外デフォルトのクオリティに期待しては
いけません。(そこを穴埋めするのが各アドオンとなります)

10年以上ぶりにみん空を目覚めさせ改めて思うのはFS2004から一気にアドオンの品質が上がった事。

追加した自作フォトシーナリーの四季はペイントソフトのカラーバランス調整のみで変化させてます。

ここ数週間「みん空」シリーズの空港に注目してP3D化してきましたが、みん空には空港の他にオプション的な地域オブジェクト
がいくつか入ってます。

まずは徳島空港のオマケ的オブジェクト「鳴門海峡大橋 (大鳴門橋)」。余談として大鳴門橋はFSXの時代から存在する専用
オブジェクト (jpn_naruto)がP3Dのデフォルトでも形成されてます。



みん空バージョンへ差し替えると一気にリアルな大鳴門橋に。

そして本州と九州を繋ぐ「関門橋」、こちらも専用オブジェクトがデフォルトP3Dに設定。因みにオブジェクト名は「jpn_hakata」。



関門橋もみん空バージョンへ差し替え。もう一つ余談として自分の環境は画像のように海峡周辺がフォトシーナリーになってますが、
これはアドオンメーカーのMFSGからリリースされてる「北九州空港」シーナリーに付属してるフォト。アドオンを導入すると北九州市
の小倉エリアまでフォトシーナリーになります

余談として前回高松空港のP3D変換完了時に35年前高松へ行ったエピソードを動画のキャプチャー写真と共に紹介しましたが、
同じ動画の後半には大鳴門橋も入ってます。

という事で橋の動画をご覧ください。因みに大鳴門橋が開通したのは1985年6月8日、撮影日はそこから2ヵ月経ってない同年の
7月29日です。



動画キャプチャー写真。開通直後でガラガラな橋の上とはいえ右端の画像はちょい問題有りですけど、とりあえず35年前という事で…

P3Dv4未対応の購入済み市販シーナリーの中からAerosoftのバリ島デンパサール空港 (WADD)を手動で移行しました。
リリース時期が比較的最近の新しいアドオンだった事もあってか表示の不具合等のトラブルも無く移行完了。
シーナリーでは2013年9月にオープンした新国際線ターミナルも詳細に再現。そしてこちらの空港、デンパサール又は
バリ空港の呼び名で浸透してますけど「イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港」が正式な名称です。

下記の画像4枚すべてに写ってる山は標高約3000mの活火山「アグン山」。昨年11月に54年ぶりの大規模な噴火が発生、
その影響で空港が一時的に閉鎖されました。

またシーナリーではビーチリゾートを有する「クタ」の街や…

新国際線ターミナルと同じ2013年秋に開通した「バリマンダラ海上高速道路」もリアルなCGオブジェクトで再現されてます。

余談ですけどバリ島のシーナリーをインストールする時には途中で空港周辺の樹木密度とフォトシーナリー解像度を
選択する項目がインストーラに出てくるんですが、以前32bitFSのP3Dv3へ設定をすべて「最大」にして入れたら仮想
メモリの限界超えで空港の姿を見る事無くP3D本体が落ちてしまい、結局樹木もフォトも設定を下げて入れ直しました。
今回のP3Dv4は樹木もフォトもすべて最大設定で入れてます。

FSX版のロード・ハウ島シーナリーをP3Dへ移植しました。

FTXオーストラリアと競合する事も、FTXテレイン側のフォルダから退避するファイルもP3Dでまったく一緒です。

アドオンメーカーのPIS (Pacific Islands Simulation)から昨年秋にリリースされる予定だった韓国の仁川国際空港。


とりあえず制作が長引いてるらしくPISからはしばらく出なさそうなのでオーバーランド社から発売されてる「みん空」
シリーズの仁川をP3Dに適正化してみました。9年前に買ったFS9/FSX用のアドオンです。







FS9用に作られてた空港敷地内のエプロン地表面マーキングを、P3Dv4用に作られたアドオンのテクスチャーを
参考にMCXで変換処理。その他すべてのファイルもP3Dネイティブに変換したらフレームレートも改善、凄く快適
になりました。

オーバーランド仁川P3Dv4ネイティブ仕様変換に続き、WCI (Wing Creation Inc)の成田も加工中です。 しばらくv4版が
出そうにないアドオン空港を本格的に弄り出しました。

最適な状態を探し闇雲に設定を変えても埒が明かない為、P3Dv4ネイティブ仕様で作られた市販アドオンの地表
BGLをMCXで開きそのテクスチャー設定をそのまま適用。

有志の方が制作されたDynamic Lightingデータも導入。

そしてミリタリーAI機サイト「MAIW」から空港に隣接してる千葉県警航空隊のヘリポートをダウンロードして追加。
WCIの成田フォトに位置を合わせる為ADE175で加工してあります。

2018年2月12日、いきなりP3Dがバージョン4.1から4.2にアップデートされました。まったく想定してなかったので本当に驚きました。

P3Dv4.2インストール後の初スクリーンショットは夏仕様テクスチャーの「女王陛下の007」ロケ地ビッツ・グロリア。
こちらはバージョンアップ直前に仕上げた物。(因みにCGオブジェクトのシーズンチェンジ方法が解からないので
今現在はsceneryフォルダに入れた夏冬の両BGLを拡張子変更で直接オンオフする状況です)

制覇するのが困難な為「死の壁」という別名を持ちながらも(むしろ持つが故に?)登山家にとってはとても
魅力的なスイスの「アイガー北壁」をP3Dに導入しました。ochi氏が制作されたフォトシーナリーです。

そしてこちらはそのアイガーを眺望出来る展望レストラン「ピッツ・グロリア」、アイガー北壁と共にというか、
実はアイガー以上にP3Dへ入れたかったCGオブジェクトでした。

一番左の画像で矢印がアイガー、赤い丸がピッツ・グロリアです。 FS9用フリーウェアシーナリーで存在は
かなり前から知ってましたがFSX以降の環境では表示にいろいろ障害が出てしまいそのまま導入が出来ず、
変換ソフトのMCXを使えるようになった事で今回ようやくP3Dv4へのインストールが叶いました。

シルトホルン山の頂上に建ってるピッツ・グロリアへは専用のロープウェイで向かいます。展望レストランは
ゆっくりと回転してて座ったままアイガーも含めたスイスの峰々を一望出来ます。
画像のようにシーナリーは無料と思えない程とても詳細でリアリティも高く、P3Dへ入れる事が出来て大満足。

レストラン内の作りも凄いです。
という訳で、先に書いたように何故ずっと前からピッツ・グロリアをP3Dへ入れたかったのかと言いますと…

それは1969年に制作された映画007シリーズ第6作「女王陛下の007」のロケ地だから。

というか実はピッツ・グロリアは元々がこの映画のセットとして作られた建物で、撮影の終了後にレストランへ
改装されました。

なのでメニューの多くにジェームス・ボンドの名前(ジェームス・ボンド・スパゲティ等)が付けられてます。

007の宿敵、「スペクター」のリペイントを施したヘリでピッツ・グロリアから離陸する動画。映画では
スペクターのトップであるプロフェルドが運営する秘密施設という設定になってました。


シーナリーのCGオブジェクトは夜間もバッチリ。

そしてシーナリーにはピッツ・グロリアの特色を活かした遊びが入ってて、展望レストラン階下のパーティー
会場へ目を移すと…

しっかりボンドがおねーちゃんを口説いてます、さすがです。女性を確実に落としてこそ一流のスパイです。

因みにシーナリー内ではボンドの写真がショーン・コネリーになってますけど「女王陛下の007」は一作のみ
で降板してしまったオーストラリア出身の俳優ジョージ・レーゼンビーの主演作品。
シリーズ中で唯一ボンドが結婚する (本気で惚れた女性と本当の結婚という意味。第5作「007は2度死ぬ」
では浜美枝が演じるボンドガールと敵を欺く為の偽装結婚をしてます)ストーリーは小説の原作にある流れ
には忠実であるものの、生粋の遊び人イメージが定着し活劇化した映画版の中では少し異端な作品。
主題歌を「サッチモおじさん」の愛称で有名なルイ・アームストロングが歌ってます。

AerosoftのFSX用アドオンシーナリー、ギリシャ「サントリーニ島」のP3Dv4移植写真です。

少し前にスクリーンショットを撮ったものの他の更新を優先した事からお蔵入りになってました。

間近に迫ったP3Dv4の発売に期待が高まる中、おそらくP3Dv3では最後になるであろうアドオンの移植を実施しました。
それはAerosoftからリリースされてるギリシャの有名なエーゲ海に浮かぶ2つの島、「サントリーニ島」と「ミコノス島」の
FSX用アドオンシーナリーです。
後で書きますが実はこの2つのシーナリー、移植するに当たり極めてレアケースな曲者で…それを知ってたが故、P3D
へ入れるのをずっと先送りにしてたんですね。

崖の上に位置する街「フィラ」や、その北側の街「イア」に建つ白い壁の家々が綺麗に再現されてます。イアにある教会の「ブルードーム」
と呼ばれる青い屋根も印象的。あと上空から見ると島全体が三日月の様な形をしてますがこれは海底火山の噴火によって島の中心部
が陥没し外輪部が残ったカルデラ地形によるもの。

こちらはサントリーニ空港 (LGSR)。

ミコノス島はインストーラがP3D対応を謳ってたので一度インストールを試みた事があります。画面の指示に従ってP3Dをチェックし進んだら
インストーラが「P3D本体が見つからない」と表示してストップ。(結局は初期の「P3Dv1」のみにしか対応してないという事でした)

サントリーニ島と共に古参のアドオンになってきたミコノス島シーナリーですが当時としては作り込みの完成度が高く、自分が知る限りでは
FSXで初めて電柱のケーブルが再現されたシーナリーだったと記憶してます。世界的に有名な観光名所「カトミリの風車」もしっかりと収録。

Aerosoft社FS用アドオン「デイトナビーチ国際空港 (KDAB)シーナリー」。現在正式対応がP3Dv2.5までなのでv3.4へ手動で移植してます。

空港ターミナル内の天井には複葉機が。

またデイトナビーチ空港シーナリーには「デイトナ24時間レース」の開催地で空港に隣接してる「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」
がCGオブジェクトとして入ってます。

FSX用伊豆諸島空港シーナリーのP3D化が完全完了。

以前fsmaniacs氏が制作された八丈島空港 (RJTH)をochi氏作「FSX & P3D用伊豆諸島フォトシーナリー」に位置合わせ
してP3D化しましたが、今回は伊豆大島の大島空港 (RJTO)と、

三宅島空港 (RJTQ)もP3D化。

ochi氏が制作された三宅島の火口がもの凄くリアル。

そして「ベルリンの響き」氏制作の神津島空港 (RJAZ)もP3Dへ。

神津島で一番高い山、「天上山」は標高571m。東京スカイツリーの方が高い (634m)というのはある意味驚愕です。
そう言えば高尾山の599mよりも高いんですよねスカイツリーは…

30年近く前、神津島でレンタカーを借りて登った実際の天上山写真です。この後天上山からの帰りに海岸沿い
の道を歩いてた黒ビキニの娘が可愛かったので車の中から声をかけ…と伊豆諸島の思い出話は続けるとロク
な事を書かないので以下自粛。

Ochi氏作「八丈島フォトシーナリー」をP3DへインストールしたのをきっかけにしてCG風景を少し拘ってみたくなりfsmaniacs氏が
制作された「八丈島空港シーナリー」を組み合わせてみました。

港の桟橋に停泊中の東海汽船さるびあ丸がリアルです。フォトの地表に空港敷地のアスファルト部を合わせる為、今まで
デフォルトオブジェクトの消去にしか使ってこなかったADE (Airport Design Editor)の正しい使用法を今回初めて覚えました。

ochiさんが制作されたFSX & P3D用八丈島フォトシーナリーをP3Dへインストールしました、もう素晴らしいの一言…

P3Dを1920×1080のフルHD解像度 (P3Dはフルスクリーン表示にしてませんが)でキャプチャー。

「ヘイダル・アリエフ国際空港」のアドオンを購入しました、第2のドバイと呼ばれるアゼルバイジャン共和国にある空港です。

内部も詳細に作られてるターミナルビルの形状が本当に凄い…

首都のバクーも専用建物オブジェクトとフォトシーナリーで再現されてます。つい先日となる6月19日、バクーの市街地中心部道路を
閉鎖してF1第8戦ヨーロッパGPが開催されました。

FS用PCを新しくしてから初のカナダ・トロント。
CANADASIMSから発売されてる「ビリー・ビショップ・トロントシティ空港 & トロント市街地」シーナリーを入れてます。

こちらはアドオン導入直後の2015年2月に一度載せた事のあるFlyTampaのピアソン国際空港 (CYYZ)。街の中心部から
少し離れた所に位置するこの空港、実はグラフィックとAI機を最高設定にしたP3Dで初めてOOMが発生した所でしたが
今回は同条件にしても余裕。

同じくOOM発生のリスクが高くインストール後あまり近づかなかったDRZEWIECKI DESIGNの市街地アドオン、ポーランド
の首都ワルシャワ市街地シーナリーも安心して飛べるように。先日バージョンアップの通知が入って新しくしたばかりです。

そこで一段落…と思ってたらワルシャワの玄関口、ショパン空港シーナリーも告知が来たのでバージョンアップ。

こちらはモスクワのシェレメーチエヴォ国際空港。
上記と同じDRZEWIECKI DESIGNのアドオンで、「ワルシャワ市街地 & ショパン空港」と同様に別売のモスクワ市街地
シーナリーとセットにするとリアリティが倍増するという組み合わせ。

そしてこちらがモスクワ市街地シーナリー。余談ですが1980年代までの東西冷戦構造の中にリアルタイムでいた当時、
旧ソ連が崩壊してロシア他の東欧諸国が復活や独立するという出来事がその後の歴史の中で起きるという事をまったく
想像すらしてませんでした。
今クレムリン広場が観光名所になり自由に見学が出来るようになってる事も少しだけ不思議な感じがする世代なのです。

余談をもう一つ、1988年に作られたアーノルド・シュワルツェネッガー主演映画の「レッドブル」。
この作品は旧ソビエト時代「唯一のアメリカ映画として」ソ連ロケが許可された映画で、クレムリン広場を含め旧ソ連時代
のモスクワが西側の映画映像に残されてる今となっては貴重な作品です。

このアドオン最大のサプライズ、クレムリンのヘリポートで迎えてくれるのは…折しもロシア大統領来日のタイミングでの
シーナリー紹介でした。

Aerosoftから過去発売済みのアドオンがいくつかP3D対応されてます。その中から2つの空港を御紹介。

まずはポルトガル領マデイラ島のマデイラ国際空港 (LPMA)。滑走路が短い事が原因で起きた事故の後、柱で支えられた
滑走路延長部が数百メートル追加されたため極めて特徴的な外観をしてます。

もう一つはフランス、パリのオルリー空港 (LFPO)。シャルル・ド・ゴール空港が出来るまでフランスの主要国際空港として
機能してました。

今回購入したガーデモエン空港 (ENGM)、こちらも過去発売済みアドオンの対応版。

P3Dの"日差し"は航空機のコックピット内だけじゃなく空港ロビー等、内部まで作られた建物の室内にも…

P3Dを使って東京のスクリーンショットを沢山撮りましたがその際「ある事」に気づきました。10年以上前に作った
レインボーブリッジでループ橋の上に「ゆりかもめ」を置いたのは覚えてたんですけど…

その後レインボーブリッジを改良した時、橋の中にも「ゆりかもめ」を置いたらしくそれをすっかり忘れてたため今回
見つけて驚いたという…(マジに覚えてないので多分気まぐれで置いたんだと思います)

上空で雲が動いて日影だった場所が日なたになっていく過程が楽しめたりします。

夜景における建物照明の輝き方はやや過激?

東京から横浜を経て富士山方面へ。

富士山 (ochiさん作2.4m/pixフォトシーナリー)にも雲の影がしっかりと反映。

富士山を後にして伊豆大島へ。こちらのフォトシーナリーもochiさんの作品です。

P3D専用アドオンのFLY TO MOONを購入してインストールしたところ…




P3Dが凄い状態に。

フライトシミュレーターの本筋から外れる所へ向かってます。

……

P3D登場前のFSXのみでシミュレーターを運用してた頃、その膨大なデータ量から買うことを躊躇してたアドオンがバージョンアップ。
正式にP3D対応となったので遂に購入しました。それはAerosoftから発売されてる「南極大陸」のシーナリー。



P3D本体が約10ギガあるので、7ギガというサイズは今の基準であらためて見直すとそんなに巨大なデータではなくなってますね。

南極に関して詳しい事を殆んど知らず (これから勉強します)何も書けないので、とりあえず付属マニュアルからオブジェクトが存在
するスポットを探し出しキャプチャした画像を。マニュアルによるとこういう見所が大陸に点在しながらいくつもあるみたいです。

画像のペンギン、近づくとモゾモゾ動いてます。足や毛並みがすごいリアル。

南半球なので南極の一番暖かい場所は"最北端"。地球規模のマップビューで上にあるのはチリやアルゼンチンの南米大陸です。

極点に近いほうへマップから移動したら…本当に何もない。以前に行った事ある場所を含めFSで構築したバーチャル世界空間の殆んど
は行こうと思えば行ける場所ですけど、ここは絶対に無理だ…

P3Dで構築したドバイ。同じ構成のFSX版ドバイをオマケページ「FS市販アドオンソフト全般」に記載していますが地表や海面の
質感に仕上げの違いが大きく反映されてます。

P3Dを新バージョンにしてから購入した初のアドオン、FlyTampaから新発売のカナダ・トロントにあるピアソン国際空港 (CYYZ)。
ターミナル内部も含め細かい所まで再現されてます。